洛東化成工業株式会社

RKカラー(草木染め)

梅、桜、桔梗、紅葉。日本人は古来、四季それぞれに移り変わる野山の植物の姿を鑑賞して楽しみ、詩や歌に詠んでその心を表すとともに、自らの衣装にもこうした植物の美しい色彩を染めて楽しんできました。しかし明治時代の中頃、ヨーロッパの産業革命の影響を受け、少量で簡単に染まる化学染料が普及し、長年育んできた日本の伝統色は、普段の暮らしでは見られなくなりました。植物の実や根や花などを使って日本古来の染め方(草木染め)で染められたものは、今や伝統工芸品となってしまっています。

洛東化成は、この伝統色が再び私たちの暮らしに身近なものとなるよう、「草木染めの工業化」に取り組んでいます。長年培った培養技術を天然色素の抽出・精製に応用し、より高濃度、高品質の染料を生産可能にしました。また染色・媒染処理などのデータを集積し、大量生産に対応した最適なレサイプを設計しています。繰り返し煮炊きする古来の染色方法は、他に替え難い味わいがあるものの、再現性やコスト面を考えると工業ベースでの加工は現実的ではありません。現代の加工方法、素材、販売形態、消費者の使用環境などを考慮した新しい草木染めを提案いたします。

草木染め協力染工場: 株式会社 村田染工