洛東化成工業株式会社

紫かんしょ(芋)染料について

RKカラー 7MK-HPG誕生秘話

紫かんしょ(芋)の染料はアントシアニンを主成分とした紫色の色素です。

この色素は紫陽花にも含まれているのですが、染料としては少々厄介です。 というのも紫陽花が土のpHで花の色が赤や青に変わるように、この色素もpHによって色が変わる性質があるからなのです。 ではなぜ紫かんしょ染料を造ったのか…。

東日本大震災から4年以上経て福島県双葉町、広野町では若い世代の流出が進みました。

農業に携わられている方々にとって 「作業負担が軽く、残った担い手で新たに挑戦できる作物は?」 と考えられた答えが 「紫かんしょ」 でした。

残念なことですが、福島産の作物に対する風評被害はゼロではありません。 紫かんしょは、加工品としての需要が見込める復興の狼煙として 生産者とJAが一体となって取り組まれているものです。

草木染料の工業化は当社が10年間取り組んできたテーマです。

その技術が、震災復興に少しでも役立てればと、今回の復興プロジェクトに協力させていただくこととなり、 紫かんしょ染料「RKカラー 7MK-HPG」を製品化いたしました。

色の変化も他の草木染料との併用で抑えることも可能です。 ご興味のある方は、一度お問い合わせください。

写真は紫かんしょ染料RKカラー 7MK-HPGとRKカラー 7LA-HPGで染めたオーガニックタオルです。